スギやヒノキに代表される花粉がアレルゲンとして働き、くしゃみや鼻水等の不快な症状を引き起こす「花粉症」をはじめ、日々の暮らしを不快にする黄砂や砂ぼこりの洗濯物への付着さらには、健康被害まで発生するPM2.5などの目に見えない微粒子の問題が昨今多くとりざたされています。
このような問題を引き起こす、「花粉」「PM2.5」「砂ほこり」等の飛散物は、ごく小さな微粒子のため、繊維製品への付着防止や付着してしまった微粒子の除去には非常に困難な技術が伴います。
サイズの参考イラストのように花粉やPM2.5はμm(μメートル)という1mmの1000分の1というごく小さな単位で表現されるほどの大きさの為、目視で付着していることを認識する事も難しく、知らず知らずのうちに自宅や職場に持ち込んでしまったり、干している布団に付着してしまい花粉やPM2.5と共に寝てしまう。
そんな事も少なくありません。
服を重ね着される場合によくパチッと音がして静電気が発生している事を確認する事が多いかと思います。特に化学繊維で作られた衣服などは、静電気が発生しやすくバチッと不快感を伴う事で、静電気の発生自体に悩まされる事も方も結構多いのですが、実はこの静電気の発生が微粒子の付着とも関係しています。
子供の頃によく遊んだ方もいらっしゃるかと思いますが、下敷きを頭にこすって下敷きを持ち上げると髪の毛も一緒に持ち上がってくるという現象を覚えてますか?
あの現象は下敷きと髪の毛との摩擦で静電気が発生し軽い髪の毛が下敷きにくっついて持ち上げられて発生するのですが、これと同じ要領で繊維製品が引き起こした静電気が原因で花粉やPM2.5等の微粒子が繊維製品に吸い寄せられてくっついてしまいます。
繊維製品というのは名前通り、繊維という細かい糸状の物質を原料として毛織物・綿糸・衣料品などに加工した製品ですので、細い糸状の物質同士の間には目に見えないすき間が無数にできています。
そのすき間に、静電気で吸い寄せられた花粉などの微粒子がはまってしまったり引っ掛かってしまう事で、振り払うだけでは簡単に微粒子を取り除けない状態になってしまいます。
静電気や繊維どうしの隙間等、繊維製品の特性上、付着してしまう花粉・PM2.5・砂ほこり等の微粒子に対して、スプレーするだけで微粒子の付着を防止し、付着してしまった微粒子もはたく事で簡単に除去できる「付着防止」と「簡単除去」のW効果でお手軽対策提案。
ナノサイズの微粒子が形成する樹脂被膜と静電気除去で問題を引き起こす微粒子の付着を抑えるとともに、付着してしまった微粒子も簡単に除去する事ができます。
防汚スプレーから噴射される平均粒子径が20nm(ナノメートル)という超微粒子が繊維に接着し、透明の樹脂皮膜を形成することにより、繊維と繊維の隙間を埋めます。
nm(ナノメートル)ってあまりなじみのない単位なので実際どのくらいなの?と疑問に思われる方も多いかと思いますが、それもそのはず、普段生活の上で気にする事が無いと思われる程の極小単位でmmに換算すると100万分の1mmという超極小単位で表される超微粒子です。
繊維に樹脂被膜が形成される事で、花粉やPM2.5等の微粒子が繊維に直接接触する面接触からスプレーの超微粒子を介して接触する点接触へ変わる事で付着しても軽くたたくだけで簡単に脱落し除去が容易に。
本スプレーでは付着を抑制できないモノや吹き付ける素材によっても効果が無い素材もあります。
抑制できるモノと抑制できないモノ・素材の代表的なものをご紹介いたします。