理想的な座り心地のチェアを作りたい。そんなInabaの理想を叶えるため、曲げやねじれの正確な測定を可能にする3D形状測定センサ「シェイプテープ」で検証を行いました。性別、体型の異なった被験者で立位、正立座位、リクライニング座位時の背骨形状を測定しました。また、ランバーサポートの有無による背骨の形状変化も測定・検証し、「座ったときもS字曲線」を保つため調整を繰り返し理想的な座り心地を完成させました。
光ファイバー技術を応用した3D形状測定センサです。
シェイプセンサを複数個配列し、特殊な加工を施すことにより、曲げとねじれの測定を実現しました。
人・物体などの動きに追従し、バーチャルリアリティ・人間工学・スポーツ高額など、様々な用途で使用されています。
Inabaではこのシェイプテープを被験者の背中(背骨部分)に貼ることにより、座ったときの背骨の形状をより正しく3次元化及び動態的に把握して検証しました。
実験協力:(株)ソリッドレイ研究所