電鉄関連用語集では電車に関する基本的な用語から専門用語まで幅広く意味を解説しています。鉄道が大好きな方や調べものをしている方は是非、ご活用ください。
菱形の下枠を交差させることで、作用高さを損なうことなく(集電舟の稼働鵜範囲を狭めることなく)上枠を小型化でき軽量化で架線追随先の向上を図った集電装置です。最初に搭載された車両は、S32年に新幹線1000形で、試作形PS20形が搭載され試験を重ねS39年0系にPS200形が量産されました。南海電車は、8000系・8300系・12000系・1051系を除く車両に下枠交差形東洋電機製がつかわれています。1000系東洋電機製PT4826-A-M 200系・2200系・300系・6000系・6200系・6300系・7100系・9000系・10000系・11000系30000系・31000系は、概PT-4803A-Mが搭載されています。
電車の側面に付いているランプのことです。客用扉が開くと赤く点灯し、閉まると消えるしくみです。各車両に付いており車掌は発車の際は、すべてのランプが消えているかを確認の上で運転手に発車の合図(ブザー)で知らせます。
全ての鉄道車両にはそれぞれ形式を持っています。これは、車両の外観だけでなく動力車制御車・付随車などの違いにより区分されています。車体に付いている番号などでその車両の形式が分かるようになっています。形式には、ク・モ・サ・などの種類があります。
次にイ・ロ・ハ・ネ・シ・ニ・などの形式は以下などがあります。
例えば、
50000系ラピートは、クハ50501+モハ50001+モハ50101+サハ50601+モハ50201+クハ50701となります。厳密には、クハ50501とモハ50001はスーパーシート車ですのでクロ・モロになるとおもいます。
メインビームは、横から見ると「く」の字形をしておりほかに集電舟の平衡とパンタグラフ全体の変形を防ぐリンクを持つ。摺動抵抗となる関節を減らし枠の軽量化と高剛性化の両立をした。高速運転時の空気抵抗を軽減させ着雪面積が小さい点が利点。近年新造される車両には、このシングルアーム形が多く採用されている。南海電車では、1051系にPT-7144-4 8000系・8300系・12000系は、PT-7144-B が搭載されています。
下枠交差型パンタ
シングルアームパンタ