糠へのこだわり
泉州特産の水なすを使用してつくられる水なす漬けを始め、様々な漬物を生産している小池商店の糠へのこだわりをご紹介しています。
甘く味わい深い水なす漬けの秘密
糠漬けというのは乳酸発酵という要素がおいしさのポイントです。
その味をお客様にいち早く味わって頂くために「味塩」にもこだわっています。
小池商店の水なす漬けに使用する味塩はおいしさをプラスするための2つのポイントとして「こくが出るもの」、「酸の要素」が入っています。
特製の味塩で水なすをもむ事により、皮を傷つけ、塩を浸透させやすくし、宅急便の冷蔵庫で一晩ゆられる中で漬かっていきますので、お客様の手に渡るころに一番生に近い浅漬けの状態で召し上がって頂けます。
400百年の歴史を持った和歌山県にある串柿の産地「四郷」。四郷とは東谷、平、滝、広口の4つの村を総称した地域です。
11月から串柿の生産が始まり農家の軒先や周囲の干場には柿の玉のれんが一斉に吊るされ山里は柿一色に染まります。たっぷり日の光を浴びた串柿は表皮に糖分が染み出し乾燥とともにゆっくり渋みが抜けて甘くなっていきます。
そんな四郷の柿の皮を天日干しし、細かく刻んだものを糠にまぜて小池商店の水なす漬けは作られています。
決して市販の調味料では出せない甘みです。
もともと糠にはニオイや生臭さがあるのでそのままの糠で水なすを漬けるとニオイが移ってしまいます。
ニオイの原因は糠に含まれる脂肪分が酸化することで嫌なニオイを発生させますが、加熱することで抑えることができます。また、加熱により糠本来のにおいや生臭さが抜けつつ、お米を炊いたときのように甘みがでてきます。
小池商店ではボイラーで蒸気加熱することでよりまろやかなトゲのない糠の味を作り出しています。
食べるタイミングで変わる喜び
水なすの特徴は、自信の葉や枝で傷ついてしまうほど皮が薄くデリケートな野菜です。水分をたくさん含んでいるので実を手で絞れば水が滴り落ちるほどみずみずしく、そのまま生で食べることができるほどアクが少ないフルーツのような野菜です。お好みのタイミングで味わいが変わるのも水なすの楽しみ方です。
あっさり硬めで水なすそのものの味わいを楽しむ
ご自宅へ届いてその日のうちに食べることができます。生でも食べることができる水なすなのでみずみずしくフルーツのような味わいをお楽しみいただけます。
お漬物として糠の味も楽しむ
ご自宅へ届いて2日、3日目が食べごろです。糠の味と水なす本来の味を両方楽しむことができます。
お酒のおつまみとして辛めの味を楽しむ
ご自宅へ届いて4日目、5日目が食べごろです。辛すぎる場合は少し刻んでよく絞った後、生姜に醤油をかけてお召し上がりください。